ユッカ・ペッカ・サラステ指揮N響定期2015/05/09 14:00

シベリウスの交響曲第二番。
50年も前から何となくは馴染んでいるし、ライブも何度か聴いている。
まあ通俗名曲? なんてなめてた自分の俗耳が恥ずかしい。
今夜は初めて、この曲の魂に触れた実感を持った。初めて、dignityというか、聖なるものが感じられた。最初から終わりまで。
巨人族の神話の世界に誘い込まれたような時間だった。
シベリウス生誕150周年の、私的モニュメントになった。
ユッカ・ペッカ・サラステのシベリウスのCDも少し聴いてみようか、という気になった。聴き続けてみるもんだ。

前半はシベリウスの「クオレマ」から「鶴のいる情景」「カンツォネッタ」「悲しいワルツ」。クリストフ・バラーティという人のソロでバルトークのヴァイオリン協奏曲第二番。サラステ指揮のオーケストラも、バラーティのソロも、音色に暖かさ、柔らかさがあり、ギスギス粗いところ、ピリピリ神経質なところがない。安心して音楽を聴き進めていかれるのがうれしい。
「鶴のいる情景」での陰影に富んだクラリネット、バルトークでの輝かしい金管群、交響曲での、巨人の足音のような低弦など、N響も大変素晴らしかった。

シジュウカラ2015/05/10 12:34

カタルーニャの小鳥はpeace peaceと啼く。とパブロ・カザルスは言った。

湘南の小鳥は、スッピン 素っぴん すっぴん と啼く。と我は聞くなり。

朝の庭で2015/05/10 14:34

サヤエンドウが花をつけ始めた。

ブルーベリーは実に変容しつつある。


アジサイはまだ蕾が固い。


ツツジは花が落ちて地面を覆っている。


花ってどれもいつもエロティック。


ブログへの引っ越し2015/05/10 15:48

診療所のホームページで2000年1月から続けてきた日誌(http://www.asahi-net.or.jp/~mh9n-kk/tokaido.html)を、ついにやめた。といっても、今さらBlogに替えただけなんだが。

きっかけは、あまりにホームページビルダーが重く不安定で耐えられなくなったこと。以前は古いPage Millという軽いソフトで、書いたりコピペしたり気楽に更新できていたのだが、64ビットのWin8.1になって、このソフトが使えなくなった。しばらくはなだめすかしてHPBを使っていたが、堪忍袋の緒が切れた。

ブログになっても、花とか散歩とか音楽とか、相変わらず暢気なことだけ書いているが、ブログだと記事内容がカテゴリー分けされるので、何か自分が無理やり整理されるような感覚がある。写真が簡単に載せられるのはありがたい。

街散歩、なぎさんぽジョギ2015/05/10 19:03

夕方4時過ぎに家を出る。
卯の花の匂う垣根に ホトトギス早も来啼きて・・
って言うけど卯の花(うつぎ)の垣根なんて見たことないし、ホトトギスが垣根に来るなんてこともない。なんていうのは野暮ってものか。
石垣は、この花でいっぱい。ミゾソバの仲間だったような気がするが。。あやしい。
この現象を、ヤコブの階梯というらしいね。
海岸の防潮堤の上を走る。
カトリック教会の敷地を借りて太陽光発電をしている。ツレアイも関与。
レモンの花。香り高い。これを氷水に入れて飲むのもいいものだ。
これは何の花だろう? 葉はリュウゼツランみたいだけど、花は全然違う。
海は穏やかだった。もうすぐ海泳ぎに最適のシーズンになる。日曜と晴天が重なってくれれば。。
以上、1時間半ほどのジョギ散歩。