今週の花2016/03/01 09:44

昨日、車で自宅から運んだ二鉢。
この時期、椿と金柑ばかりだったので、少し華やかに。
白い方の花芽の伸び方は相当にやんちゃ。


車の中で鉢が倒れてしまったので、花が少し傷んでしまった。


この2鉢だけで2,3ヶ月は、もつはず。
家で開花が遅れている鉢と入れ替えれば、夏前までは胡蝶蘭の花が絶えないことになる見込み。いただき物の胡蝶蘭を手入れして枯らさないようにしているうちに、現在11鉢を育てていて、10鉢は花がついている。

「一鉢も枯らさないようにするってところがそっくりね」
妹は、そういう言い方をする。
することが母親とよく似ているというのだ。
面白くないが、真実の一面はしばしば不愉快であることの一例かもしれない。

知らなかった2016/03/01 17:41

超びっっっくりぽん!

一年近く前から当院へ漢方治療に通っている30代女性。

私の中高の部活の先輩の娘さんであり、
かつ、その部活の顧問だった恩師の孫娘さんであることが本日判明。

いや~ほんとに驚いた。
「それ、父です」って言われた時には・・

どこでつながっているかわからないものだなあ。

Quartetto Italianoのベートーヴェン2016/03/04 22:07

モーツァルト、ブラームス、シューマンに続き
ベートーベンもクアルテットイタリアーノで揃えてしまった。

Quartetto Italiano全録音みたいなボックスも出ていて安いんだけど
既に持っているのも多くて、こっちにした。

この人たちのは、ベートーヴェンでもよく歌うし、
音がギスギスしない、柔らかい微風が吹いている。
好きだな~。禁欲的になりすぎなくて。

スメタナ四重奏団の演奏とか、とても素晴らしいと思うけれど
少し息が詰まってくる。

クイケンのバッハ「マタイ受難曲」2016/03/06 22:20

朝から福島原発の番組をテレビでやっている。
言葉が意味を喪うような現実が続いている。
震災と原発事故の3月、受難曲はこの季節にふさわしい。

ヴィオラ・ダ・ガンバ:シギスヴァルト・クイケンとプログラムに書いてあった。ガンバならお兄さんのヴィーラントだろ、校閲ミスじゃんと思ってた。
ところがなんと。
第二部終了間近の第64曲だか65曲だか、初稿だとリュートで伴奏するあのアリアで、シギスが、ガンバを弾いた。
ヴァイオリン弾きながらの指揮に加えてガンバのソロまでとは。
スーパーマンみたいな人だ。

通奏低音の鍵盤楽器は、オルガンだけ。
チェンバロの鋭い引っかく音がない。
コントラバスも使わないから、暗く重い音もない。
パステル画のようなというか、ホームスパンの生地のようなというか、
柔らかく暖かみのある響き。
アルノンクールのように、タメを作って刻みつけるようなリズムでアクセントをつけるわけでもない。水が下へ流れるように自然なリズムと間合いで音楽が進行する。
劇的な間は、イエスが他界した後の長い沈黙だけだったと思う。
そんな、いかにも彼ららしい受難曲の演奏、僕は、とても好きだ。

聴き終わって帰ったら、アルノンクールの訃報が入って来た。
奇しくも。
クイケンは今夕、アルノンクールの死を知っていたのかどうか。
忘れがたい日になった。

神奈川県立音楽堂で。

マグノリア2016/03/07 22:32

雨の切れ間のジョギ散歩。

五年前の震災のころも、この花が咲いていた。

今日は小田原の病院の外来が混んで、
水一杯飲む間も取れず、4時間半ノンストップ。

小田原駅構内でウドンの昼飯食って帰ったら1時間爆睡した。