高みから観る2016/05/21 23:43

新宿の高層ビル49階で夕食。

土佐料理で有名な「祢保希」が出す鰹、さすがと唸った。
大きく、脂は少なくさっぱりしているが旨味十分。
たたき、塩たたき、しゃぶしゃぶと鰹づくしだったが、飽きなかった。
一番は、塩たたきか。
塩だけで食べて美味しい鰹って、二度目だ。
少し生臭みが出てしまうものだが、全くそんなことはない。
赤身の牛ステーキに近い味。

直七という宿毛あたりで採れる柑橘も、爽やかで美味しかった。

次男坊の婚約者の御家族との会食だった。
来たころは妖しい雲が上空を覆い、雨が落ちていたが
帰るころには雲が去り、きれいな月が出た。

二人の子供、共にパートナーと新しい家族として独立して行った。
四半世紀、慌ただしく時が過ぎて行った。

残された時は、あとどれくらいあるのか。

地上をはるか上から眺め、ビルにかかる月を見ていると、
そんな振り返りにふさわしい場所だったなあ、と思う。

コメント

_ 清野 緑 ― 2016/06/03 07:11

あの坊やが! こちらは年をとる訳だ。 親も老いる訳だ。 自分の気持ちは変わらないのに、年だけエッ?となっている。

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