朝の日比谷公園と巨大胡蝶蘭2016/06/15 18:13

朝んぽジョギに出た。
晴海通りを西進し、途中からみゆき通りに入って泰明小学校の脇を通り、
ガード下の飲み屋街を通る。
朝の6時に寿司を食べている人がけっこういるのに驚いた。
「お疲れ様でした~」と疲れ切った顔で、
解散の挨拶をしている背広姿のグループもある。
不夜城なのだ。
ここを抜けると、すぐ帝国ホテルや日生劇場。
ディープな一角だ。

日比谷公園に入る。
ここが海抜2㍍。
大きな津波や洪水が来たら、水没だろう。
逃げるなら三宅坂を上がるしかないが、東銀座から逃げるには遠い。
しっかりしたビルの上へ逃げるしかないか。

松本楼の前の首かけ銀杏は、圧倒的な巨木だ。
樹齢360年とも400年とも言われるらしい。
日比谷交差点のあたりにあって切り倒されることになっていたのを、
首をかける、と言って移植した偉い人が、昔はいたので残った。

この池の鶴の彫刻の金属の台座は、大戦中に供出されてしまい、
残らなかった。
ここにはいろんな歴史の跡がある。

日比谷野外音楽堂も、日比谷公会堂もある。
野音では、忌野清志郎とRCサクセションを聴いた。
公会堂では、シェリングやリヒテルを聴いた。
ずいぶん遠いことになった。
一週走って戻る。
昔はずいぶん大きな公園だと感じていたが、案外小さい。

今年は来ないな、と思っていた開院祝いの胡蝶蘭が、2週間遅れて届いた。
例年にも増して大きな花に、目を丸くしております。
鼻の穴も丸くなっちゃいました。
Tさん、ありがとう。当院、20年目を歩んでおります。