夏は終わりつつある2016/08/14 17:34

日曜日のなぎさあさんぽ。
雲が厚く海も鉛色、霧雨もまじる。


センニンソウが盛りを迎えつつある。
夏は終わりに向かっている。

歩いて走って7900歩。
帰宅すると、玄関先に巨大なオクラが山積みされていた。
「サイクリングに行ってくるよ」とツレアイの書き置きがあった。

オクラは、ご近所の畑からの到来。
で、ランチはガンボを作った。
残り物いろいろぶち込んで、美味かった。
タマネギ、ニンニク、セロリ、パプリカ、トマトあたりはスタンダードなところ。
それにパクチー、庭のタイム、マージョラムをたっぷり入れ、
ふつうは鶏肉かシーフードだが、昨夜の残りの茹で豚と、豚の茹で汁。

午後はみっちり、半年も先の漢方講演の準備。
センキュウという生薬を、じっくり掘り下げようとしている。
センキュウは、当帰によく似たセリ科植物の根。
セリ科は、クスリもスパイスハーブも野菜も多くて、人参、セロリ、パクチー、アシタバ、ミツバ、フェンネル、アニス、クミン。柴胡、当帰、防風などなどがセリ科の植物だ。強い芳香をもつ物が多く、花はみんなよく似ている。

英国の指揮者トーマス・ビーチャムは、バッハ、ベートーヴェン、ブラームスを指して三大退屈男と呼んでいた、という。
シュワルツコップ/レッグの「レコードうら・おもて」に出てくるんだけど、いわゆる三大BのBをboringにひっかけてるんだと今ごろ気がついた。
にぶいな、オレ。
そういやビーチャム、自分もBやん! B級? ちょっとそうかも。
なんてことに頭は寄り道しつつ。

で、日暮れに時に約4000歩ほど散歩ジョギに出て一日で約12,000歩。
8月はこれで五千歩台3日、六千歩台1日、八千歩台4日、九千歩台2日、一万二千歩台3日、一万四千歩台1日。
意識しないでいると、日に五千歩くらいになるようだ。
病院勤務の時は、毎日平気で二万歩くらい歩いていたんだけどな。
スマホの歩数計と当時の万歩計を比較できるのかどうかわからないが。

体重コントロールのためには体重計に乗るのが効果的、というのと同じ意味で、この歩数計はけっこう有効かも。足腰使うのに。
やせたくてやってるわけじゃない。
山に登れる足腰を保っておきたいと思うだけ。
体重はね。相変わらずもう少し増やしたいのに増えない。
BMI18台、体脂肪率はタニタうそだろの5%。
コーヒーには砂糖入れ、菓子類もできるだけ食べ、
パン、御飯、パスタ無制限、酒飲み放題。
夜は食べたらすぐ寝ちゃったりしてるんですけど。
真似して太っても責任取りませんからあしからず。
欲望には忠実だけど基本かなり少食の範囲内だからだろうと思う。

で、今日の夕食。
炊飯器メソッドのローストポーク。
三種のポテト。
焼きパプリカのマリネ
ベビーリーフとプチトマトのサラダはザクロの酢で。
オイラがやったのはサラダだけね。うもうござった。

クラシック音楽館、大好きな、R.シュトラウスのオーボエ協奏曲だけ聴く。
この曲、ローター・コッホとカラヤン/ベルリンフィルはじめ、
素晴らしい録音はいくつもあるが、
フランソワ・ルルーは、もうまったく別の次元に突き抜けてしまっている。
これだけ自由に歌えるオーボエって空前だ。
協奏曲というより、シュトラウスのオペラか歌曲を聴いているみたい。
しかし・・・。
昔のオーボエの、ちょっと不器用さを伴った素朴な味わい、
ちょっと懐かしかったりもする。
五輪の体操競技なんかも、スローモーションで見ないと何やっているのかわからなくなってしまって、昔のウルトラCが懐かしい、ってのと似ている。
人間の限界への挑戦、いったいどこまで行くのだろう。