チャドクガ皮膚炎 ― 2016/10/11 16:01
皮疹に気づいたのは、10月7日金曜日の朝。
左後頭部の髪の生え際が一番面積が広く、赤く盛り上がっている。
前頚部にもすこし。
そして左肘あたりと
左手首にも、飛び火したように。。
見るからに毒々しく赤く盛り上がっているわりには痒みは強くない。
「Very Strong」クラスのステロイド外用剤を塗っているが、
4日経っても直ってこない。
少し赤みが薄くなってきたかな、と思うとまた赤くなり、広がってくる。
フェイスブックで、医学部後輩の皮膚科専門医に相談。
診断は、毒蛾皮膚炎または毛虫皮膚炎。
毒蛾の鱗粉または毒毛虫の毒針毛が、襟首から入って左袖口に抜けたものと思われる。
治療は、ステロイド外用剤は、「Very Strong」よりもう一段強い「Strongest」に。
シャツは、捨てること。
毛虫の毒針毛の場合、衣類の繊維に入り込み、洗ってもとれないため、着続けると繰り返し毒に接触することになるのだという。
そうか、なるほど!
早速襟首の袖口がすり切れたユニクロ君に涙の別離を宣告。
毛虫や毒蛾に接触した覚えはまったく無いのだが、考えてみると6日木曜の朝、風が強い朝に、巨木に覆われた日比谷公園で約1時間を過ごした。この時に、風にのって鱗粉か毒針毛が入ったのだろう。
毒がある蛾、毛虫は何種類かいるが、代表的なのはチャドクガで、茶の木や椿、山茶花の木などに大発生する。「チャドクガ皮膚炎」という病名が、保険請求に用いる厚労省の病名リストに載っているくらいだ。証拠はないが、おそらくチャドクガなのだろう。
最後に予防だが、この時期は、樹木が多い場所で活動する時は、ツルツルした素材のウインドブレーカーを着用すること、と。なるほど。一着買うかな。




最近のコメント