八王子から新横浜そして初台へ2016/10/24 11:09

朝いちで八王子へ出かせぎに。
寒い。
スマホが示す気温は10℃。
市役所は暖房を入れていた。

終わって昼メシ。
昼から馬刺!

続いて辛味大根蕎麦。
蕎麦は日常食べているののレベルが高すぎて。。てんてんてん

横浜線で新横浜へ回り、母親の訪問診療。
ホームは外壁の塗装工事中。
まるで巨大な黒い石棺だ。
92歳と三ヶ月の母は、この中でしぶとく生きている。

ここでもう10年半。
想定外だった。
しかし、想定外こそ、C'est la vie・・ってのが、このホームの名前なのだ。

新宿へ出て、カラオケボックスで笛のお稽古2時間。

夜は笹塚のオペラ・シティーで、レ・ヴァン・フランセのコンサートを聴く。
CDで聴いて想像していたとおりの、鮮やかな合奏。
個々の奏者が世界トップクラスの名人の技を惜しみなく繰り広げるだけでなく、
織物としてつむぎ出す全体の響きが、名技の総和を超える別の何かに化身している。
トリは十八番のプーランク、アンコールはテュイレ、華麗なこれらが素晴らしかったのはもちろんだが、前半のベートーヴェン(ピアノと木管のための五重奏曲)が思いのほか良かった。ウィーン風のひなびた味わいの演奏をCDでよく聴いていたが、まるで別の曲のよう。溌剌としてキラキラとして。。耳を洗われた思いがした。
しかし。なんだか最近のクラリネットって、サキソフォンみたいな音だなあ。木の不器用さが、もう何処にも無い。オーボエもそう。木管もどきって気がする。フルートはとっくにそうだけど。。
演奏された曲:フィリップ・エルサン「復活祭の歌」(2016、日本初演)、ベートーヴェン:五重奏曲変ホ長調//アルベリク・マニャール「五重奏曲」、プーランク「六重奏曲」。