もんじゃの後にいづみ橋2016/11/05 20:10

久しぶり参加の、もんじゃアンサンブル。
月島でのおじんおばんどごっこ終えて
かちどき橋を渡って銀座に戻る。
穏やかに晴れた美しい夕暮。

風邪で咳き込みがひどくなったら不参加やむなしと思っていたが、
頭が薄ボンヤリ痛くて眠い程度だったから、行って良かった。
40年ぶりの、モーツァルトフルート四重奏曲。
個人レッスンと吹き方改造の成果を、実感できる部分があった。
もちろん満足がいく出来ではないけれど、手応えがあった。
うれしい。




かちどき橋を渡ったところで、ふと思い出した。
昨日の「いづみ橋の会」で手伝っていた勝鬨酒販さんの店がこの近く。
行ってみた!

「精米度合は酒の値段に直結するが、美味しさには直結しない」。
昨年3月に海老名市の泉橋酒造の蔵見学をした時、
そして昨夜の「いづみ橋の会」でも、同じ言葉を、蔵の方から聞いた。

精米度合は、酒の値段に直結する。
アタリマエである。
多くを削る、ということは、同じ量の米から少しの酒しか作れない。
歩留まりが悪いということなのだから。
しかし、だからといって必ずしも美味しくなるわけではない。
そう言い切るのは、爽快だ。
より多くを削って捨てることを競い、それをもてはやすような言説も珍しくないだけに、この率直な言い切りは、胸がすくようだ。
いづみ橋の、硬質な水を生かしたまっすぐな酒質にも通じるものを感じる。
実際、オイラも、だいたい5,60%程度の精米度合いのものが一番美味しい酒に当たる確率が高いような気がしている。

そういう泉橋酒造が作った精米度合80%の酒ってどうよ?
そう思って買ってみたのが、これ。
「恵・海老名耕地」という製品。
地元の田で作った山田錦を20%だけ削り、活性炭濾過もせずに作っている。

「いづみ橋の会」で、副杜氏の寺田昌登さんは
「酒造好適米というのは、そんなに削る必要は無い米なんです」
と語っていらした。
大いに楽しみである。

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