春に命を想う2017/03/13 22:05

午前、出稼ぎ。
障害者施設の検診だった。
心臓の手術痕があったり、心雑音がある人が多かった。
肥満の人も多かった。
何十年か、施設で送る人生があり、そのケアをする人生がある。

この駅は、小学校の時に潮干狩り遠足に来た。
駅から遠浅の浜まで、歩いて行った。
当時の面影は、ほとんど無いが、まったく無いかといえばそうでも無いような気もする。この眺めが、遠いかすかな記憶を、揺り動かすのが感じられる。


車内ひるめし。
ワインつきしめて710円なり。
遠足気分でなかなかよろしい。


と思っていたら、研修医のころの指導医の一人の訃報が。
指導医といっても、自分より年下。
年は下だけれど、偉大なメンターの一人であった方。
夢に何度か現れたこともある。
病に伏せっていることは伝え聞いていた。
どんな思いで最期を迎えられたか。
早過ぎる死を悼み、惜しみつつ、独り散歩。
生命芽生える季節に、逝ける人を想う。




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