富士 マグノリア でみ男2017/05/29 22:54

一日の始まり。
一番早起きなのは、シジュウカラ。
ついでアオゲラのホイッスルが聞こえ、アオバトのヨーデルが聞こえる。
じきにスズメとカラスたちも鳴き交わしはじめる。
鳥たちの目覚めのおかげで、アラームが鳴る5時半より一時間前に起きてしまった。
てわけで、あさんぽ。
空気が重く湿って梅雨っぽい。






さて、富士の麓へ出稼ぎに。
小田原から乗ったこだま自由席、なんと満席だった。
三島でけっこう降りる人がいて座ったが、
下車駅の新富士まで、あっと言う間。
新富士の下車も、ずいぶん多かった。

三島も新富士も企業の研究所や工場があるので、
案外通勤時間帯の乗降客が多いんだろうと思った。

駅を出ると、「富士市」だ、文句あっか!の駅前風景である。
富士市はどこも富士なのであった。


出稼ぎを終え、富士宮焼きそば+焼き鯖寿司+バーニャカウダ
っていうなかなかおもしろいローカル駅弁で、午前の部にピリオド!

帰宅したら、庭の泰山木が咲き始めていた。
これは明治時代に北米から移入された木で、
北米ではevergreen magnoliaとかsouthern magnoliaと呼ぶようだ。
ビリー・ホリデーがStrange Fruitsの中で
♪ Scent of magnolias sweet and fresh ♪
と歌っているmagnoliaは、たぶん、この花のことだと思う。
マグノリアといえば、コブシやモクレン、ホオノキを含む植物群だが、
コブシ・モクレンとはだいぶイメージが違う。
って話しを去年も書いたような気がするけど、
どこまで書いたか覚えてないからまた書いておく。

午後の部は車の買い替え。
平成12年生まれから、平成25年生まれへ。
太古から中古へ。
森色から、海色へ。
四角から丸へ。
でみ男君から、でみ夫君へ。

太古の森色のでみ男君、好きだったんだけどなあ。
下取り価格千円なのであった。
三十年で中古ばかり三台乗りつぶした。
次も十年乗るともう自分は70代後半。
その次の一台はないかもしれない。


夕食は、客人あり、
豆ご飯と、破竹の炒め煮を作ってふるまった。