日本東洋医学会@名古屋最終日2017/06/04 22:33

学会最終日。
今日も7時に起き、8時過ぎに会場入り。
9時からシンポジウム「小児漢方の新たな展開」を聴講。
小児科も意外と独立性が高く、小児だけの漢方の学会があったりもする。
発達障害と漢方、小児外科領域の漢方、これまで聴けていなかった話しが聴けた。

産科・婦人科の一般演題をしばらく聴き、
ランチョンセミナー松橋和彦先生の「漢方の美しさ~対薬理論・血虚からの展開」へ。
この先生の話しを聴くのは3回めか。
頭の整理にはなかなか良い。
なんか話しぶりが、予備校の先生みたいになってきたかも。

最後。「フレイルと人参養栄湯」と題した乾明夫先生のセミナーを受講。
盛り沢山で、ちょっと消化不良気味。

名古屋駅へ出たら、ちょうど都合のいい「ひかり」に間に合った。
3日で16時間くらい勉強したから、日が高いけど、もう白ワイン。
学会にでると、とりあえずヤル気出る。
カツが入る、の方が近いか。

この秋はドイツ・レクイエムもワルキューレも、
さらにショスタコーヴィチの第七交響曲も予定に入ってるのに、
5時間かかる「アッシジの聖フランチェスコ」にも行くことになった。

漢方薬を一般大衆が気軽に使う状況は歴史上初めてだしある意味想定外って話が学会で出ていたけど、音楽だってそうだ。
ブラームスもワグナーもショスタコーヴィチも、作曲家自身はこんな聴かれ方を想像さえしなかったろう。1992年まで生きたメシアンはどうだかわからないが。

医療も芸術も、無差別大量消費から十分な距離をおくことは不可能に近い。