ワールドカップロシア大会出場を決めた試合を観戦2017/08/31 06:48

アレ! ジャポン!!
アレレ? ショボンはだめよ!!
埼玉スタジアムへ、いざ出発!

ワールドカップアジア最終予選、日本対オーストラリアの試合を観戦した。
こういう大試合のチケットは、容易には手にはいらない。
申し込んでも、なかなか抽選に当たらないようだ。端から諦めていた。
今回は、電子カルテ+医事会計ソフト「ダイナミクス」のユーザーつながりのドクターから、急にチケットをお譲りいただいた。
一緒にいらっしゃる筈だった奥様が、膝の痛みで外出困難とかで、先週急に決まった。

午前中は冷たい雨が降っていた。
WC予選では勝てたことがないオーストラリアが相手。
冷たく濡れてトボトボ帰ることになるかも。
そう覚悟して、途中レインウェアの買い物をして、出かけた。

浦和美園の駅から歩く。
オーストラリアのサポーターもたくさん来ている。
雲が不穏だ。ドキドキ!

席につく。

おお、好みの席だ!
ゴール前の攻防が手に取るように見える。

初っ端から、これまでの代表とは、ひと味違う。
中盤のプレスを効かせ、素早く前線に運ぶショートカウンター戦術は、贔屓の湘南を思わせる。
井手口の力強く意外性のある動き、大迫のポストプレーの上手さ強さには、目を見張る。そして、左ウィングに入って目の前でプレーする。初めてナマで観たが、「セクシー・フットボール」、なるほど。独特の間合いがあって、動きを見ているだけで愉悦を感じさせる。こういうのは、音楽と同じで、ナマでないとなかなか感じ取りにくい領域かもしれない。
このチームでともすれば不安定になる守備が、長谷部が入ってずいぶん安定した。
長谷部がボールを奪われる場面もあるが、それ以上に、危険の芽を察知してつぶし、攻撃につなげる動きが効いている。

前半終了近く、相手ゴール前で時間が止まったような不思議な瞬間が生まれ、そこにボールを蹴り込んだのは、席からは逆の右サイドのウィングにいた浅野だった。それまで何度か、右サイドの攻撃は息が合わないところを見せていたが、この瞬間は完全にオーストラリアの虚をついた。

後半、オーストラリアは長身の攻撃の選手を投入してくるが、強みのロングボール、ハイボールを使ってこない。あくまでボールをつないで攻めるスタイルにこだわってくる。これは、日本には幸いしたと思う。急に涼しくなった気温も味方して、日本の運動量は落ちない。乾に替えて原口が投入された直後、その原口からのボールを、井手口が目の覚めるような力強いシュートを決める。

いやあ、これだけ気持ちのいい勝ちゲームを観戦したのは、初めてだ。
スタジアムも盛り上がった。隣と話すのも大声でないと通じない。声が枯れた。

午後2時から9時間、飲まず食わずで応援したから、ノドからから、ハラぺこぺこ。
東銀座で独り祝杯。今日はみんな良かったけれど、特に無尽蔵とも見えるエネルギーでチームに活力と得点を生み出した井手口、ポストプレーの上手さ強さで日本代表史上例の無い水準に達したと思われた大迫、この二人は、特上だった。まずはビールで乾杯!

二杯目は小布施のヴィオニエ!

 三杯目、小布施のカベルネ+メルロー

トドメ!これは四合瓶が仕入れ原価二万という純米大吟醸。

ホントの最後。赤身の刺身に見えるかもしれませんが、スイカです。

良い日でした。