サヴァール・トリオのケルト音楽2017/09/14 18:42

午前の仕事を終え、
午後は介護保険の意見書書きなどなど。

6時からは、王子ホールで、このコンサートを聴く。

開演二十分前、ホールへのエレベーターに乗ったら、
後からサヴァールさん御本人が乗ってきたから驚いた。
みんな半信半疑であっけにとられていた。
松屋百貨店の袋を持っておられ、
開演直前の短い空き時間に、お買い物に出られたものと想像された。
プロの余裕だなあ。信じられん。

ステージ、素晴らしかったですよ。
玄妙とでも言うのかな。
サヴァールさんは、風貌からして王様という感じなのであった。
アイリッシュハープのローレンス=キングさんは、
名前は王様だけど風貌は太っちょな肉屋さんみたいで、
しかし出て来る音は実に繊細なのであった。
そして、マグワイアーという人が叩く、ボラーンという太鼓。
これが、音程も音色も実に多彩な響きを出す。
楽器の大名人というのは、すごいものだ。
とにかく表現の幅というかスペクトルというかパレットというか語彙というか、
それが豊かなんだよなあ。