ベートーヴェン、中村憲剛、秋刀魚の味2017/11/04 22:51

暗いうちに起き、ようやく明るくなったころに家を出て出勤。
東海道線下りはこの時間から満員で、グリーン車にはビールを飲んでいる人も見える。
そうか世間は3連休の真っ最中。天気も悪くない。
オイラは空いてる上り線で仕事に。

今日はいつもの漢方診療にインフルエンザワクチンの接種が混じって忙しめ。
若い時のベートーヴェンの作品をCDで鳴らしながら、元気に正面突破。
まずは作品2のピアノ・ソナタ、フリードリヒ・グルダの演奏。
次、作品18の弦楽四重奏曲、モザイク四重奏団のピリオド楽器での演奏。
作品12のヴァイオリン・ソナタは、ハスキルとグリュミオ。
続いて作品5のチェロ・ソナタ、ケラスとメルニコフ。
そして最後、作品15のピアノ協奏曲、アンスネスのピアノで!

どれも素晴らしい作品の素晴らしい演奏。
ベートーヴェンといっても後に色濃くなる悲劇的なもの、息苦しいまでの徹底、闘争的なところはまだなくて、純粋で自発的な天才性が、自然に溢れ流れている感じがする。

午後2時までの診療を終え、樹の花で昼食。
ネットで、ルヴァンカップ決勝の経過を追う。
セレッソ大阪対フロンターレ川崎、どちらが買っても初優勝。
セレッソも好きだが、うーん川崎・中村憲剛選手の笑顔が弾けるところを見たかった。残念。
憲剛のプレーをエレガントと評したのはオシムさんだったろうか。
最高の選手の一人だと思うが、タイトルからは見放されている。
選手生活最晩年にさしかかっているはず。
彼が優勝して喜ぶところを、一度は見たい。

生姜(ショウキョウ)
良姜(リョウキョウ)
乾姜(カンキョウ)
茴香(ウイキョウ)

霍香(カッコウ)
葛根(カッコン)
滑石(カッセキ)

山梔子(サンシシ)
山査子(サンザシ)
細辛(サイシン)
山茱萸(サンシュユ)

龍骨(リュウコツ)
竜胆(リュウタン)

帰りの列車の中で、生薬の名称一覧とにらめっこ。
調剤薬局での過誤防止のため、処方箋上の生薬の記載を、厚労省マスターによるカタカナだけでなく、要注意のものについては上のように漢字を併記してみることにした。
漢字の方が直感的に差がわかりやすいし、漢字が書いてあるものは要注意、という注意喚起にもなることを期待している。完璧は、言うまでもなく、無いのだが。こういうことが割に簡単にできるのが、電子カルテソフト・ダイナミクスの良いところだ。

ムスコその1と、その2夫婦が来て、
夕方から海鮮BBQという名の青魚炭火焼き宴会をやっていた。

写真は、ムスコその1のFBから拝借。
残り火で、秋刀魚と鰯を一匹ずつ焼いてもらって夕食。
今年の秋刀魚は、やはり脂の乗りがもうひとつか。