ブロムシュテット指揮LGOのドイツ・レクイエム2017/11/13 17:50

早朝出稼ぎ。
西武線の南大塚って駅に初めて降りた。
駅名が豊島区っぽいし、川越市って馴染みがあるし、
こんな遠いと思わずに応募しちゃったんだ。

それにしても、なんだろうね、この鉱石運搬貨物列車みたいのは。
こんなのが、止まってるんだよ。
ふつうの駅に。

午後は、今度は地元有楽町出稼ぎ。
はしごですわ。
師走師走、医師走ですわ。
銀座の街も師走準備だし。


夜は、隔日通いのNHKホールで、ブロムシュテット指揮LGOのドイツ・レクイエム。

壮麗きわまりないドイツ・レクイエムだった。
この曲を初演したライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団。
たぶんこの曲だけのために来日したウィーン楽友協会の大合唱。
暗譜で指揮する90歳のブロムシュテットを核に一つとなって、
音楽の炎を燃やし続け、ついには音楽を超えた何か巨大なものが降臨したことを、
みんな実感して家路についたと思う。

ブロムシュテットさんて、厳格なヴェジタリアンで敬虔な信仰の持ち主。
そのせいか、SとかMとかイマイチ感があるんだけど、Bはバッチリ。
バッハもベートーヴェンもブラームスもブルックナーもバルトークも、
真摯で感動的な音楽を聴かせてくれる。

でも来年のN響定期はベルリオーズなんだよな。
このBはどうか、ちょっと想像がつかない。