デュトワ指揮N響のラヴェル2017/12/02 22:43

朝の築地で見かけた昭和の名車、日産ブルーバード。
現役みたい。部品あるんかな?

昨日に続き、クリスマスシーズンのマイ定番。
ライプツィヒの、ゲヴァントハウスや放響(MDR)などで
主席フルート奏者を務める5人のアンサンブル。
アレンジも演奏も、適度な華やぎと落ち着きが両立していて、好ましい。

おめでとう、中村憲剛!!!!
シルバーコレクターと揶揄され続けた川崎の大黒柱。
最後の最後に鹿島を抜いてリーツ制覇を果たした。
攻撃的でクレバーで技術が美しい彼のプレーは最高に好き。
今日はネットで経過を追うしかできなかったが、
仕事がなかなか手につかなかった。

夜は、デュトワ指揮N響定期、ラヴェルばかりのプロを聴く。
演奏機会が多くない「左手のためのピアノ協奏曲」を、
名手ロラン・エマールのソロで聴けるのが、おおいに楽しみだ。
最後にボレロってのは、なんとなく気が重いんだが。
いざ、ラヴェルワールドへ。
渋谷のこのイルミネーション、ラヴェルの華やかな狂気にふさわしいかも。

ロラン・エマールのアンコール。
メシアンを一曲弾いたのかな、と思ってたが、
ブーレーズを4曲弾いたのだった。
わかっちょらんのお! ←オイラ

今夜のプロは、前半が「クープランの墓」と「左手のためのピアノ協奏曲」
後半は、「スペイン狂詩曲」と「ボレロ」。
どの曲も、華やかな美しい意匠の後ろに、
暗い死の影や、暴力的なものや、ゾッとする狂気が感じられる。
なんだか、とても疲れた一夜だった。

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