ノット・東響のドン・ジョバンニ2017/12/10 22:47

朝起きて、庭をひとまわり。
マンリョウは、もうこんなに。
あとは小鳥のエサになって実が減るばかり。

金柑もだいぶ実が大きくなってきた。
これも小鳥のエサになっていく。
ネットかけようかどうしようか。

窓辺に置いた胡蝶蘭はいつの間にか花芽を伸ばしている。

午前、月に一度の楽器レッスン。
今回は、右手の指の置き方の問題を発見。

午後はミューザ川崎シンフォニーホールで、
ジョナサン・ノット指揮東響の「ドン・ジョバンニ」を聴く。

期待どおりというか、直前の主役交代という懸念材料を吹き飛ばした公演だった。

今年は、秋にパーヴォ・ヤルヴィ指揮N響の「ドン・ジョバンニ」も聴いた。同じ年に2つもこの演目で素晴らしい舞台に接するなんて、そうそうあることじゃない。いずれ劣らぬ素晴らしい公演だった。
ノットのは、パーヴォがもしかしたらそうかな、と思って予想がはずれた快速基調のテンポ設定、鋭いアクセントでたたみかけていく演奏。特に、自分でハンマーフリューゲルを弾きながらの指揮なので、レシタティーボの場面がドラマティックに推進力をもっている点では、ノットの演奏が、断然上。
歌手は、どちらの公演も、非常に高水準だった。ノットの公演では、特に堂々たるタイトルロール、色気があるけどナヨナヨしていないドン・オッターヴィオ、立派過ぎに見えるくらいのマゼットに惹かれた。

この公演は、昨年の「コシ・ファン・トゥッテ」から始まったノット/東響のダ・ポンテオペラ三部作上演の第二作。来年は、いよいよ「フィガロ」を、サントリーホールでも演るようだ。川崎とサントリー、両方聴こうか、と今から思うほど、楽しみである。

ドン・ジョヴァンニ:Mark Stone=Michael Nagyの代役,
レポレッロ:Shenyang
騎士長:Liang Li
ドン・オッターヴィオ:Andrew Staples
ドンナ・アンナ:Laura Aikin
ドンナ・エルヴィーラ:Michaela Selinger=Angel Blueの代役
マゼット:Kresimir Strazanac
ツェルリーナ:Carolina Ullrich
合唱:新国立劇場合唱団
演出:原純

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