来シーズンのN響定期2018/01/12 16:00

暗いうちに目が覚めてしまった。
一番電車で出勤。

新橋についてもまだ暗い。

空いているのはいいが、寒い!

N響の来シーズン、つまり今年9月から来年6月までの定期公演概要が発表された。
この何年か、12月定期は名誉音楽監督デュトワの指定席だったが、
この月だけは「調整中」となっている。
「MeToo」のど真ん中当事者になっているデュトワ、
欧米各地のオケも振れなくなっているようだ。
N響も、デュトワをキャンセルして代役を調整中なのだろうか。
「名誉音楽監督」の称号はどうするのか。
不名誉音楽監督」というわけにもいくまい。

ほかは、今から楽しみな公演が多い。
ブロムシュテットさんがいよいよブルックナー9番を振る。必聴だ。
これまでC定期ばかりだった広上さんがA定期に登場、
バーバー、コープランド、アイヴズという米国人作曲家ばかりを振る。
同じくB,C定期を振っていたソヒエフもA定期で
ヴィオラの佐々木さんをソロに「イタリアのハロルド」を演るのも大いに楽しみ。
つい先日まで都響の主席客演指揮者だったヤクブ・フルシャを早くもA定期に迎え、
R.Straussやヤナーチェクを取り上げるのにも驚いた。
なかなかえげつない。
サッカー選手の移籍並だ。
シェフのパーヴォは、今年1月に大野/都響がやる「トゥランガリラ」をB定期で、
昨年秋にペトレンコ・バイエルンがやった「角笛」を同じゲルネの歌でなど、
挑戦的ともいえるプログラミング。
全曲シリーズ終盤のマーラーは4番は、なんとウィンナ・ワルツと組んでいる。
聴きどころ多彩満載、N響は黄金時代だなあ、と思う。

山田和樹さんが、平尾貴四男・矢代秋雄・シェーンベルクという
非常に新鮮なプログラムを振る。
パーヴォの指揮、ギル・シャハムのヴァイオリンで
ベルクのヴァイオリン協奏曲とブルックナー3番をやるプログラムもある。
この2回はいずれも残念、C定期。時間的に行かれない。

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