漢方で減量? ウンジャン指揮N響定期2018/01/27 23:35

高血圧と糖尿病で治療中。
喫煙日に20本。
体重90kg。
痩せたいと思っていろいろやっているが効果がない。
で、漢方治療希望。

昔はこういう人も断らずにやってみたものだが、
最近は、エネルギーと時間の無駄と思う。
患者さん、医療者双方にとって。
薬でやせようという考えは、根本的に間違っている。
食事指導をちゃんと受けられるところを受診するようお勧めした。

漢方で体重減少?
効果があったという報告はある。
それは、運動・食事療法がっちりやるのが前提。
それに漢方を上乗せすると、少し効果が上乗せできるかも、
みたいな話し。
その前提ができない人が漢方飲んでやせる、ということは無い。
あったら、私なら癌を心配します。

肥満で高血圧で糖尿病で喫煙。
マジで危険です。
心筋梗塞超ハイリスク。
漢方に目を向ける前にやるべきことが山積。
コロリと逝かれて良いかもしれないけど、
それなら医療機関に来る必要が無い。

夜は、NHKホールでN響定期公演を聴く。
歩道、凍ってるところがあって怖い。

オーケストラの定期会員になってると、良いことはいくつかある。
思いつくままに挙げてみる。(順不同)
・一回券を買うより単価がだいぶ安い
・行きたい回の券を買い損なう心配が無い。
・毎回同じ席で聴ける(これはリスクにもなるけど)
というあたりがすぐ思いあたる。
しかし、一回券をわざわざ買ってまで行かないコンサートに
行ってみたら思いのほか良かった、という楽しみも、実は大きい。
今夜の定期も、オイラには、そんなところを期待した一夜。
指揮のピーター・ウンジャンは、原田幸一郎さんが辞めた後、
東京カルテットの第一ヴァイオリンだった人。
ディストニアでヴァイオリンを断念し指揮者に転向したらしい。
聴くのは初めて。
スター的な指揮者ではないし、ぜひ聴いてみたいというほどでもなかった。

でも弦楽器のこと、室内楽的な合奏に精通している人のはずだから、
いい音楽を聴かせてくれるのではないかな。
ベートーヴェンのエグモント序曲の後、
ジョン・アダムスのAbsolute Jestという弦楽四重奏とオケのための曲の日本初演。
最近とみに話題になっているアダムスを初めて聴くのは楽しみだ。
カルテットとオケってウンジャンにはうってつけだろうし。

で、最後は、ホルストの「惑星」。
別に嫌いじゃないけど、わざわざ聴きに行きたいほどでも無い。
と思っててこれまでライブで聴いたことが無かった。

聴いてみて。
アダムスがかっこよかった。
ベートーヴェンのスケルツォと、ロックと、ミニマル・ミュージックのカクテル。
マーラー風の香りづけもちょびっと。
ホルストは、もう結構。
と、わかっただけで、それは収穫。

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