台風一過のカルミナ・ブラーナ2018/10/01 22:15

台風一過。

玄関先の金木犀はおおかた花を落としてしまったようだ。
穏やかに晴れてよかった、と駅に着くと、おっとっと。
東海道線動いていない。
出稼ぎに行かれない。
急ぎツレアイに車を出しておくってもらうが、道も混んでいる。

余裕をもって出たが、ギリギリになった。

夜は、NHK音楽祭の第二夜。

パーヴォ・ヤルヴィの指揮N響で、オルフの大作「カルミナ・ブラーナ」。
これは、いわゆる「クラシック」あるいはもっと、20世紀の「ゲンダイオンガク」としては珍しい音楽。
純粋性とは反対のものを指向する音楽。
ケレンも肉体性も娯楽性もプリミティヴィズム的なものも混交しており、その後のミニマリズムを思わせるところもある。

オイラの廻りには、フレディ・マーキュリーの崇拝者が何人かいる。
オイラはそうではないが、フレディ・マーキュリーが好きな人はきっと「カルミナ・ブラーナ」も好きだろうなと思ってググってみると、やはりフレディ・マーキュリー自身がけっこうカール・オルフから影響受けたりているらしいことがわかった。
フレディ・マーキュリーはクラシック的なんて読むと、ちっとも、と思うが、カール・オルフ的というなら話はわかる。
というか、カール・オルフって人が、いわゆるクラシックというか現代音楽家の中で例外的な、フレディ・マーキュリー的な大作を作った珍しい人というべきか、という気がする。

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