奇跡の子2018/11/09 17:14

3年前に初めてやっと妊娠したが、初期流産で大出血。
ショック状態で救急搬送され、危うく命をとりとめた。

「次は死んじゃうかもしれないよ。本当にまだ続けるの?」
本気で尋ねた。

その後ずっとできなかったけれど手を尽くし、諦めたころに妊娠。
今年出産にこぎつけたが、その時も3㍑も出血し、危なかった。

奇跡の子を連れて、久しぶりの来診。
いやあ、よく頑張った。
爺も本当に嬉しい。
疲れ果てたお母さんには、芎帰調血飲。
夜泣きしてお母さんを寝かせてくれない坊やには、抑肝散。

名医2018/10/17 21:20

朝、雨少々。
新横浜のホームで母の様子をみてから銀座へ出勤。

12月に、「名医のいる病院」なる結構なタイトルの本が出て、
「体質から改善する漢方治療」なんてキャッチーな特集が組まれるようですよ。
出たら、ちょっと立ち読みくらいしてみたいですね。
名医のいる病院が知りたいからじゃないですよ。
掲載料金をよく見てくださいね。
旺盛な広告意欲と潤沢な資金力がある医療機関のリストとしては、
けっこう有用かもしれないと思います。

ちなみに、ウチには名医はいません。
広告意欲も金もありません。

夜、また母の様子をみてから、夕食は、人生初めてのサイゼリヤ。
なにせこの近所には、すき家とかっぱ寿司とサイゼリヤしか無いもんで仕方なく。
三品とワインのカラフで約1400円。
コスパで考えると、高得点ですね、たしかに。
安い居酒屋チェーンよりは好きかも。
赤のカラフも頼んじゃお!

清暑益気湯2018/09/18 22:57

午前、小田原・丹羽病院の漢方外来。

ある人に清暑益気湯を処方したら、薬局から連絡の電話が入った。
在庫切れで調剤できないとのこと。
市内のどこの薬局も品切れで、メーカーから卸への入荷の見通しも不明という。

この薬、書類上の保険適応は、
「暑気あたり、暑さによる食欲不振・下痢・全身倦怠、夏やせ」となっている。
猛暑で全国的に処方が増えて品薄になってしまったのか。
漢方薬を処方する医師が非常に多くなっていることも背景にあろう。
真夏でなくても使いたい場合がある大事な薬が、安定的に供給されないとは。
困ったことだ。

ふるえるふれいる2018/09/14 21:17

トシをとると、フレイルってのが問題になってくるんですよ。
そう言ったら、
「ああ、たしかにちょっと手がフルエルことがあります」
と答えた人がいた。
じゃなくってえ。

フレイルってのは、加齢と共に筋力や活動が低下している状態、
簡単にいえば「健康寿命」を過ぎた老年状態のことで、
こうした状態を日本老年学会が「フレイル」と呼ぶことを提唱して以来、
医療界ではけっこう一般化し、はやりのように使われている用語なのだ。
もとは脆い、弱い、こわれやすい、といった意味のfrailという英語の形容詞。
名刺型はfrailtyというのだが、これだと長くて覚えにくかろうと思ったのか、
フレイルという形容詞型のまま日本語化してしまった。
妙な日本語だと思う。

でえ。
フレイルに漢方薬が良い、なんて売り方も、盛んにされている。
どうなんだろうか。
フレイル化が先延ばしされるだけなら、あまり意味は無いのではないか。
寿命を延ばすのではなく、生きている間の活力だけ上がって、
端的にいえば「ピンピンコロリ」に結びつくなら結構な話だと思うけれど。

第22回東京和漢研究会2018/09/08 22:51

午前の診療を終え、
夜は築地の社会教育会館で、第22回東京和漢研究会の幹事兼司会役。
生薬の勉強、漢方の症例検討、漢方とポリファーマシーに関する議論。
今回も、充実の1時間半だった。
懇親会も、毎度充実の2時間半だった。
終了11時。