ウエストサイド・ストーリー2018/03/04 22:38

春うらら 今日も花粉だ 完全武装

朝食食べて蘭たちに水をやって家を出て、
新横浜のホームに母親の訪問診療。
なんというか、静かに、確実に、高度を下げつつある。
人生の着地点へと。

渋谷に出て、昼食。
通りがかりで入ったヴェトナム料理店で、フォーを食す。
春巻きがつき、デザートもついて、780円のランチ。安い。
客の半数、スタッフの全部がヴェトナム人だった模様。


空き時間に一時間ほど、カラオケハウスで笛のお稽古。

3時から、オーチャードホールで「ウェストサイド・ストーリー」を聴く。
バーンスタインの生誕100周年を記念し、彼に学んだパーヴォ・ヤルヴィがN響を指揮した全曲演奏会形式の公演。演奏会形式といっても、若干のふりつけはついている。

ウェストサイドといえば、”ハイティーン"のころに、リバイバル・ロードショーで、それも何度か繰り返して観た映画が、あまりに特別。演奏会形式で聴くと、がっかりするかも、と少し心配だった。しかし杞憂だった。バーンスタインの音楽は、非常に雄弁。映画を観た時の感情や、そのころの感覚が湧き上がるように内側からよみがえってきて、思わず涙腺がゆるんでしまった。

もちろんダンスが無いのは物足りないし、歌手たちの指パッチンは御愛嬌としてもちょっと滑ってたし、幕切れへの展開は、音楽だけでは、ちょっと厳しいものがある。そこは無いものねだりというものだろう。聴いてよかった。悲劇的なエンディング近くに現れる”GEE,OFFICER KRUPKE”は、マーラーの第九交響曲での第三楽章ロンド・ブルレスケを想わせる。マリアを歌ったジュリア・ブロックというソプラノ、アニタを歌ったアマンダ・リン・ボトムズというメゾは、別の物も聴いてみたい。魅力的な美しい声で心に届く歌。

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