イケアはイケナイ2016/04/02 23:16

午前の診療を終え、昼食の後最低限の片付けをして
その後長男坊の引っ越し手伝いに。

仙台に赴任していたが4月から東京に戻ることになり、
軌を一にして、入籍・同居、新居を構えることに。

ってわけで双方両親入り乱れて
荷物運搬搬入買い物深夜まで。

オイラは、買い物に付き合うのが大の苦手。
百貨店でもイケアでも、15分もすると頭がボンヤリしてきて
30分くらいするともう限界。

今宵はイケアで約4時間を費やした。
幸い、あちこちにベッドやリクライニングチェアがあるので
オイラはそこで何度も意識消失していた。

美術展を見て回るのもダメ。
山を歩くのは5時間で6時間でもOKなんだけど
どうもあの、プラプラ観て歩くってのが耐えられないんだよなあ。

雨上がりのオペラ2016/04/03 19:44

昨夜から雨が降って、けっこう冷えた。
午前中は、足もとに暖房をつけて、3月の診療報酬請求書類の点検。

何とか終わらせて玄関から外に出ると
雨上がりの庭に目がとまり
レンズを向けているうちに、電車に乗り遅れそうになった。






午後は新国立劇場でマスネの「ウェルテル」を観る。
初めて舞台に接する作品。
ゲーテの「若きウェルテルの悩み」を下敷きにした台本で、まあ笑ってしまうくらいのどクラシックロマンティックラブストーリーだ。
是非観たかったというほどでも無いのだが、ニュープロダクション・プルミエシリーズという、今シーズンの新プロダクション初日を集めたセット券に入っていた。

聴いてみると、オーケストラパートが繊細・濃やかに美しく書かれていて、それをプラッソン指揮の東フィルが、とても魅力的に演奏していた。ピストル自殺とかカタストロフ的な場面になると、どうもイマイチ盛り上がらないのだが。そういう異様な力の衝突とか、制御できない衝動の噴出といったところの音楽表現は、同時代人のワグナーなんかが巧過ぎ、それを僕らが既に聴きすぎているのかもしれないとも思う。
指揮のプラッソンは、てっきりミシェル・プラッソンかと思っていたら、エマニュエルという人で、ミシェルの息子さんらしい。
ウェルテルは、ディミトリ・コルチャック、シャルロットはエレーナ・マクシモワという人で、どちらもモスクワ生まれ。アルベールを歌ったアドリアン・エレートは、前に「コシ・ファン・トゥッテ」のグリエルモを一度聴いたことがあった。

移りゆく季節を味わう2016/04/04 21:50

朝は土砂降りの雨。
小田原・丹羽病院の漢方外来は終了が2時過ぎになってしまった。
書類書きも4件ほどあったのだが。
終わって出ると、雨は止んでいて曇り。
横浜へ回り、母親をホームに往診。
家に帰るともう5時過ぎだった。

日暮れ時の花見散歩ジヨギ。

桜だけじゃない。
庭先のユキヤナギも花盛りだ。
畑のブロッコリや大根や白菜の花もきれいだ。

雲が少しずつ切れて、
箱根や富士山が黒々と見えてきた。
西へ飛ぶ飛行機雲が夕空に絵を描く。


海の方から吹く風が生暖かい。
じーっとオケラの鳴く声が聞こえる。
音の風景にはもう夏がしのびこんでいる。
そういえばアオゲラのホイッスルも山に響いていた。

晩飯。
ネギの代わりにパクチーどっさりの麻婆豆腐。
根と軸は刻んで火を入れ、葉は生で、豆腐が見えないくらどっさり載せて、混ぜて食べる。うまいっ!

庭の春菊は湘南ゴールドと和物に。
酸味と甘みと苦みの三重奏。
白菜の菜の花と軸は、揚げと煮物。
甘みと旨味のハーモニー。

今週の悪戯な花たち2016/04/05 12:47

洗面所は、ハーブセット。
ラヴェンダーにローズマリー、ルッコラにミント。


岩手支援コーナーは、椿二点盛り。
庭に椿の木が6本もある。
紅色のが2本
白が2本
白赤まだらのキメラが1本
好んで植えたわけではなくて、前から植わっていただけ。


靴箱の上は、木瓜に楓。
ここは、おもちゃ箱のような、箱庭療法のような一角。
子どもは必ず何かいじって帰る。


桜散る2016/04/07 13:20

強い雨が降って、満開だった桜が、あらかた散った。

夕方には雨があがった。

王子ホールで、「まろ」こと篠崎史紀さんが続けているMAROワールドの第28回、フォーレのピアノ四重奏曲2曲を採り上げた会に。

N響コンマスの篠崎さんと、ヴィオラ主席の佐々木亮さんが名手なのはもちろんよく知っていたが、チェロの中木健二さん、ピアノの入江一雄さんは、名前も知らなかった。知らなかった分、この二人の演奏の素晴しさには、びっくりした。会場で、中木さんのCDを購入。入江さんは、ソロも聴いてみたい。いや、それよりも、フォーレのピアノ五重奏曲2曲も、ぜひこのメンバープラス1で聴きたいものだ。

独特の高揚と憂愁を帯びたフォーレの室内楽、桜散る季節の夜にふさわしかった。

篠崎さんのMAROワールド、室内楽の愉しさが溢れている上に、このジャンルでは欠けがちな、華やぎのようなものも漂わせて、とてもいい雰囲気。チャンスがあればぜひまた来たいが、木曜日になかなかやってくれないのが残念。