丸二ヶ月の修理から戻ってきた自動巻の腕時計。
自分のではなくて、沖縄に住む友人の、父上の遺品だ。
本日沖縄へと発送。
時計屋さんの頭が光った職人さんが
「この時計は見たことがないな」と言っていた。
1965年発売で、けっこうレアな機種らしい。
故人の遺品が時を刻み続ける。
それは共に生きた時間が続いていることのシンボルになるだろう。
修理代は安くない。
日に10秒くらい誤差が出るから最近のデジタル制御の時計の精度と比べたら笑うしかない大らかな時の刻みだ。
でも、シンボルはプライスレスだし正確性なんて二の次でいい。
時計に心があるなら、幸せな時計だと思う。
最近のコメント