長い夏休みの一日2015/07/20 22:47


暑く寝苦しい夜があけた。
冷たいミントティーで目を覚ます。


トマトと野菜の煮たものの上で卵を蒸し焼きにする。
イタリアでもスペインでもこういう料理を食べた。
名前は覚えていない。
トマトの酸味と野菜の甘みに卵はよく合う。


地元パン屋さんのパンに
フレンチバスクのピメント入り発酵バターと
地物ルバーブの自家製ジャムを載せて食べる。
さて、庭仕事でもするか。


ついこの間まで熟した実を食べた金柑は
もう来年に実となる花をひっそりとつけていた。
高くなりすぎた枝をはらい、からんだ蔓草を除いてやる。


木陰では、万両が花をつけている。
正月に飾る赤い実になるのは、こんな花だったのか。
初めてちゃんと見た。


ミントは猛烈に繁り、花も次々に咲く。


トマトは、丸いのと細長いのと2種類。
細長いのは加熱すると美味しい。


薄く切ってドライドトマトにすると甘みが増す。


下着を絞れるくらい汗をかき、
シャワーを浴びて、昼食。
冷たい饂飩の上に、生玉葱、キュウリ、塩豚のゆでたの、ドライドトマト、新生姜、茗荷、庭のバジル、ミント、どっさり載せて、ナンプラーを混ぜたエスニックなタレをかけて食べる。


午後は日陰で「ねじまき鳥クロニクル」第3巻をぐんぐん読んだ。
夕食。
インゲンだけのパスタ。パスタと一緒に茹でて、バスクのピメント入り発酵バターに少量の赤柚子胡椒でからめた。オイラ作。即興。


茄子のファルシ。
茄子のくり抜いた中身と挽肉と玉葱をスパイスと炒めて詰め
チーズを載せて焼く。t
ツレアイ作。東地中海だな


酒はビールの後、日本酒。
ビールはあまり飲まない方だが、村上春樹の小説を読んでいると、ビール飲む場面が多くて、ついつられる。
長い長い夏休みの一日、みたいな日だったけど、今日だけ。