東海道中くきこけた

夜、さいたま市で漢方セミナーの講師役。
勝負服に着替えて出る。

４年前に父親が死んで、遺品を整理した。
何十年も前の仕立券つきワイシャツ生地が２つ出てきた。
それであつらえたシャツのうちの一着。
生地が古いからどれだけもつかわかりませんよ、と言われてたが
今のところだいじょうぶ。
講演会の講師役の時だけこれを着ることにしていている。
まあ年に数回。
製薬会社の講演会は今回で最後ってことにしたから着る機会が減るし
一生これで済ませられるかもしれない。

セミナーはショウガをテーマに１時間半。
試飲を、八百屋で買ったひね生姜、局方生姜、乾姜のそれぞれ煎じたもの。
それにエキスの小半夏加茯苓湯、人参湯、小青竜湯をお湯で溶いたもの、計６種類。
小半夏加茯苓湯のエキスを溶いたのをブラインドで試飲して
「この粉っぽい刺激感は半夏の味」
とコメントした方がおられたのには、たまげた。
北里東医研の薬剤師さんがおられたようなので、たぶんその方か。

参加者１９人。うち１６人が女性。
オレってもてるんだな～。
じゃなくて、こういうテーマでやると薬剤師さんが多くなるからなんだね。
たのしかった。製薬会社主催の研究会講師は、これにて、オシマイ。
今年の講師役もこれにて終了。
ふ～。と思ったら々飲み過ぎた。