節分 ― 2017/02/03 17:01
「鬼を追い払え」って声があちこちから聞こえますけど、
ウチは昔から、違いますよ。
「鬼は~うち、福も~うち」です。
そりゃもう。
鬼は身のうち。
私は名のうちでもありますから、はい。
患者さんの話しをちょっとだけ。
職業欄に「サービス業」と書いた方は、お坊さんでした。
医者も「サービス業」かもしれませんね。
テレビの番組で、先日漢方が取り上げられたそうです。
ウチにも、看板の映像だけ使わせてくれ、みたいな電話があったけど断りました。
人気がある番組みたいで、放映の後、受診の申込が多い、という同業者が多い。
でもウチは関係無いみたい。
院長が偏屈でテレビ観ないから、テレビに復讐されているのかもしれませんね。
そういえば、「薬が要らなくなる薬が欲しい」という方が見えましたけどね。
重い病気を複数かかえていると、
一つの病気の治療が、もうひとつの病気を悪化させるような形になることがある。
そうなると、にっちもさっちもいきません。
こういう場面で、漢方をうまく使えると、治療の道が開けることがあります。
そんな期待で来てくださった患者さん。
それぞれの病気の担当医に漢方の専門医にかかりたいと相談したところ、
「富山の和漢出身の先生なら安心だ」と、賛成してくださった由。
自分が学んだ大学と医局とを、大いに誇りに思ったことでした。
期待に添えるように頑張ろうと思います。
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