うちめしうちのみ2015/06/04 21:56

めずらしく肉の晩メシ。
生協で頼む和牛、赤身専門。
今日はランプ。塩胡椒で焼くだけ。
たまには食べる。これくらいの量で十分。150gくらいか。
若い時はTボーンも好きだったが、もういい。
付け合わせのレタスは隣家からのいただき物で採りたて。


サラダは、庭からのルッコラ、バジリコの間引きに、冷蔵庫の残りのトマト、パプリカ。それに、今年最後の庭のキンカンを細かく刻んで載せ、あとはレモン汁と塩とシチリアのオリヴオイル。
酒は、何故か赤身肉によく合う丹後の酒・玉川。
最近、ワイン率が低下して、なんでもほとんど日本酒。


悪戯な花2015/06/05 14:07


待合室の悪戯な花。
今朝庭からとってきた、食べ残しの春菊
ふふふ


今週のチャリティー2015/06/06 14:14

「いわての学び希望基金」に寄付する岩手産品のチャリティー。

今週集まったのは、12,200円でした。

口座に貯まったお金が10万円を超えたので、来週中には第8回の送金をする予定です。

ほぼ半年に一度、10万円を送金しています。

あと十数年、震災の年に零歳だった子が成人するまで続けるつもりです。

それまでに私がクタバルかもしれませんけどね。

庄司紗矢香/ジャンルカ・カシオーリ2015/06/06 21:50

昼飯を菓子パンで済ませ、
フィリアホールに駆けつけた。

期待を上回って、おもしろかった!

顕微鏡で見直して再構成したみたいなモーツァルトとベートーヴェン。
万華鏡のようなストラヴィンスキー。
最後のラヴェルのソナタは極上。
そしてアンコールがシュニトケとシルヴェストロフ。
このジャンルの200年余を2時間余に凝縮したみたい。
いや、ちょっと違うな、ロマン派の19世紀は吹っ飛ばして、モダンと古典を対比しつつ、古典をモダンの目で見、モダンに古典を見ている、という感じか。

合奏の密度と精度が凄い。時間が流れるのに抗っているかのようだ。時間の密度をどれだけ高くできるかに挑んでいるみたい。終わってサイン会に出てきた庄司さんの顔が、魂を抜かれたようで、見てはいけないものを見てしまったように思った。

カシオーリは、舞台に出てきた時から、高度のrelaxationとconcentrationの状態にあるのが見て取れる。心身のどこにも力が入っていない感じがする。一見だらしなくみえるくらいに、脱力している。心も体も緊張を解き切っているから、あれだけ鋭敏に反応できるのじゃなかろうか。禅かヨガか何かわからないが、修行をしているのではないかと思う。

この人たちは、機会があれば全部聴きたい。

夜なかなか寝付けなかった、というか寝床に就く気になれなかった。

ドゥネーヴ指揮N響A定期2015/06/07 19:22

ホントは昨夕だったんだが、庄司・カシオーリが聴きたかったので曜日変更。
フランス物のプログラムは好みではある。特にルーセルのシンフォニーが珍しいからちょっと楽しみだった。

前半にラロを弾いたルノー・カプソンは、アッバードのひきでマーラー・ユーゲント・オーケストラのコンマスをやっていた人。たぶん、ブーレーズの指揮でこのオケを聴いた時に、弾いていたはず。

スーパースターの資質十分の人なんでしょう。今日は、何せラロですからね。なんちゅうかカレーラスみたいでしたね。甘~い美音で、めいっぱい色男してました。偏屈オヤヂには関係ね~の世界。

指揮のドゥネーヴって人は、ガタイが縦も横もデカくて、舞台に出てくるとプロレスラーの入場みたい。指揮棒を大きく激しく振り回すところ、ルーセルなんかやるところは、ちょっとシャルル・ミュンシュを思い出した。あ、悪口じゃないよ。ミュンシュは、若いころのオイラのヒーローの一人。ラヴェルやルーセルは、おもしろい。

曜日を変更したせいで、今日は3階Rの前の方。音はいつもの3階Cよりも近く大きいが、何かバランスが悪いと思った。