スタッフの還暦祝い2016/07/19 10:51

始業前のぎんざあさんぽ。
夜は飲んじゃうしさ。
朝ならまだ涼しいしさ。

銀座にもいろんな風景がある。

公園には樹が繁っている。
ベンチで腹筋するとこんな景色が見える。

夜は、開院準備以来20年変わらず支えてくれているスタッフAの誕生祝いに、銀座ごち惣家へ。
これにて当院、全員60代です。

水茄子の柴漬け風。生の水茄子、大根、胡瓜を青じそ、茗荷と共にリンゴ酢、ユカリでサラダ風に仕上げた爽やかな一品。ちょっと手をつけちゃってから撮ったので写真がばっちくてゴメン。



宮本兄弟農園の新蓮根皮ごと炙り。何もつけずに美味しい。

合わせた一杯めの酒は福島の一歩己と京都・伏見の蒼空。

宮城の和牛炭火炙り。
しっとりと甘みがある赤身。
牛肉も鮪も、赤身が好き。
山葵で食べるのが美味かった。

もう少し食べたかったので、ローストビーフも。

酒、福島の天明、純米大吟醸無濾過 夢の香 40を二種。
4合瓶の方は、単一タンクからの袋吊り直詰め生だそうで、こいつはグレートだぜ。より透明鮮明にいろいろな要素が感じられ、
それが見事にバランスしつつ、時間と共に変化する。
上質な白ワインを楽しんでいるよう。
洋風の魚料理などにもよく合いそうだ。

この店の定番、岩手・大船渡の殻つき蒸し牡蠣。
店主の布施君が福島出身のこともあり、東北の酒と食材には思い入れが深い。
それも、この店を贔屓にしている理由のひとつ。
これには酸とミネラルがピシッとした出雲富士を勧めていただく。


シメは特製ハヤシライス。
これに合わせてスペシャルな焼酎をスペシャルな飲み方でと、リクエスト。
布施君が選択してくれたのは、鹿児島の芋焼酎「八千代伝」を2種類。
「熟柿」は、燗ロックで。
お燗をつけて大きな氷塊に注ぐ。
ロックのシャープな口当たりと、お湯割の柔らかい豊かな香りのいいとこ取りだ。


自家栽培の紅はるかという芋を干して作ったという「つるし八千代伝」。
大きな氷塊を入れたボルドーグラスに注ぎ、氷は取り除いてしまう、という飲み方。これには驚いた。グラスのせいもあるのだろう、
ある種の白ワインのような、ハーブっぽい香りがする。
グロマンサンとかヴェルデホとかかな?

このお店、もうすぐ「danchyu」に出るそうです。日
本酒、焼酎、どちらもこれだけこだわっていいものを追求しつつ、
徹底して客のわがままに寄り添ってくれる店って、なかなか無いでしょう。
ずいぶん沢山飲んでいるように見えるでしょうけど、みんなちょっとずつ。
そんなに量は飲んでないんですよ、これホント。
楽しく美味しかった。
布施君、いつも、ありがとう。
もうすぐ10時まで禁煙にする予定とか。心待ちにしてまっせ!