夜明け前2016/09/17 23:30

夜明け前に散歩に出た。
誰も歩いていないかと思うとそんなことはない。
カラオケから大勢で出て来る。
始発で帰宅だろうか。
こんな時間に24時間営業の寿司屋に入って行く白人観光客もいる。

いつもの日比谷公園へ。
今週2度目だな。
時間を選べば都心だって秘境になる。

園内最高峰に登頂。
三笠山という。
池を掘った残土を積み上げた場所に奈良朝風の名がついているのが面白い。
標高、海抜9㍍というところか。
公園の平地は、海抜4,5㍍だ。
まあ、少し高台に上がった感じはする。

これは、下山路。

午前の診療を終え、夜は平塚でサッカー観戦。
J!残留を賭けた窮鼠対決、湘南ベルマーレ対アビスパ福岡のゲームを観戦。
リーグ9連敗中のベルマーレ、ガンバレ!

しかしキックオフ直後にすごい勢いで攻め込まれ
事故的ハンドでPKを献上し1失点。
ボーゼンとする間にスーパーゴールも決められ
あっという間に2点差。

こうなると、福岡には余裕、湘南には弱気と焦りが生まれる。
中盤はひときわ大きく強く柔らかく上手い元名古屋のダニルソンに支配される。
それでも4、5回作った決定的な得点機会を
ことごとくふかす、はずすで、何度も天を仰いだ。

スタジアムの観客は8割かた帰らず、
ゴール裏サポーター席でのつるし上げを見守っている、
という異様な終了後の風景であった。ふうう。

思い切りのいい走りとプレスで相手をあわてさせるという
湘南がやらなくちゃいけないことを
いきなり福岡にやられてしまった感じ。
福岡・井原監督のゲームプランがものの見事に嵌まり過ぎというゲームか。

湘南は、連敗で自信を失っているところもあるだろうし、
中心選手が抜けて核がない感じもある。
チャレンジというより、守ろうとして受け身になっている感じもある。
夜明け前であります。
交代で入った高卒1年目の神谷優太は、なかなか良かった。
夜明けを楽しみに待つこととしよう。

行きも帰りも平塚駅から歩いたから
頭から足まで汗だくになったが、まあ雨に降られなくて良かった。
今日の歩行は1万7千歩。

深夜。南から微風が吹いているようだ。
数百メートル南の渚に寄せる波が、数十メートル先からのように聞こえる。
耳を傾けていると秋の虫も、同じくらい大きく聞こえる。
聞いているうちに、まどろみが。。