トッパンホール15周年室内楽フェスティバル2016/05/19 22:03

フェスティバル第4夜を今夜は聴いた。

モーツァルトのピアノ四重奏曲ト短調
ベルクのピアノソナタ作品1を弦楽六重奏に編曲したバージョン
シューベルトのトリオ変ロ長調

ウィ~~ンなプログラム!
大作曲家の名曲ぞろい。
奏者もソリスト級を揃えた豪華メンバー。
トッパンホールならでは。
それも記念のフェスティバルでないと実現し難いだろう贅沢。

ベルク、良かったなあ。
ゾクッと鳥肌が立った。
オリジナルのピアノソナタより良いかも。
でも二度と聴く機会は無いかもしれない。
なにせ弦楽六重奏って編成が、ブラームスを除けばあまり有名な曲がないし、ベルクのこの曲は10分ほどで終わってしまうから、コンサートで採り上げにくいだろう。
という点で、この曲だけでも行った価値があった。精度と情熱を両立させた素晴らしい合奏。

シューベルトのトリオは、名作中の名作、シューベルトの中のシューベルト。今日のは、ヘルムヒェンのピアノとテツラフのヴァイオリンがかなり積極的で、嵐も冥界も天国もある、振幅の大きな演奏、素晴らしかった。
しっかし。すぐ横の席のオッサンが途中でスマホ取り出して操作してたのには参った。画面がチラチラ目に入る。やめて欲しい。

久しぶりのトッパンホール、いつから来てなかったろうと調べてみたら、2010年3月以来、6年ぶりだった。飯田橋から歩いていたら、以前はなかった新しい大きな道が現れて、驚いた。
トッパンホールは、魅力的なコンサートが多いのだが、どうもホールの立地が悪くて、行きたい気持が3割くらい削がれてしまうのが残念。

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